先輩社員
インタビュー
Interview
社会に不可欠な“エネルギー物流”
150年の社会からの信頼を紡ぐ
上野ロジケム 物流事業部 コンテナ課
加藤 敬一郎
数学・統計部 数学経済学科卒業
2016年 新卒入社
休日の過ごし方・趣味
読書、動画鑑賞、投資、音楽
上野グループへの入社理由を教えてください
物流というのは社会的に不可欠なものであると考えています。特に人々の生活を支えているエネルギー・化学製品を運んでいる企業は将来的にも重要な存在であり続けると思い、その分野で社会に貢献できる仕事を探していました。その中で上野グループは、エネルギー物流という経済的に重要なセクターを担っており、150年以上の歴史がある会社です。150年という歴史は社会からの信頼を得ている証拠です。また「安全」を最重要視しているところにも魅力を感じました。海外展開も計画していることから、イギリスの大学を卒業した自身の能力・経験も活かせる職場だと思い選びました。
担当している仕事について教えてください
初めは陸上輸送を担う上野輸送に入社し、四日市そして大阪で、石油タンクローリーの配車業務を担当していました。2年目で新会社である上野ロジケムを立ち上げるメンバーとして、事業開始準備の部署に異動になりました。現在は上野ロジケムの物流事業部で海外とやり取りしながら、日々、液体化学製品のタンクコンテナ輸出入業務を行っています。
今までに苦労したこととして、海外・社内との連携の取れた業務ができない時期がありました。考え方や文化・感覚は個人で各々異なっているので、組織の中で働くという事は、そういった違いを踏まえながらも、周りからの理解を得て協力してもらうことが不可欠であると痛感させられました。
今の仕事についてのやりがいやエピソードを教えてください
やはり物流というのはどの分野にも繋がっているため、自分の日々の仕事が社会経済と大きな部分で直結していることを実感しています。貿易関連のニュースが世界経済に良くも悪くも影響を与えているという情報を見ることも多々あり、その都度責任感を持って仕事をする励みになります。
思い出に残っている仕事として、大量のコンテナの輸出を行った案件があります。陸送・海運・コンテナデポ等と協力して最善の提案方法を考えながら、お客様と交渉・相談し、試行錯誤を繰り返しながら最終的に輸出に至った際は、達成感を感じました。それは売上等の数字でも見て取ることができましたが、それ以上に、お客様及び協力会社様との信頼関係を構築できたことが嬉しかったです。
仕事をするうえで学んだこと・大切にしていることを教えてください
エネルギー物流の仕事は時間との勝負でもあります。最も効率的な配送の手配をするには、迅速に判断をしながら業務を行う、「動きながら考える」―これがとても重要だと感じています。
また、仕事に慣れが出てくると、同じ仕事だけを繰り返す日々が続くことがあります。そんな時は、新しい考えや情報を常に得る努力をすることが必要です。そして、どんなことにも対応できる人材を目指して、物事はシンプルに考え、スピード感を持って仕事をすることを大切にしています。
今後は、会社が目指す“トータルディストリビューション”を、国内だけではなく海外にも展開し、国内と連携しながら世界の物流を支える仕事をしてみたいと考えています。