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先輩社員
インタビュー

Interview

常に前向きな企業文化
人のために役立っている実感を得られる仕事

#インフラ #タンカー #配船

上野トランステック 内航事業一部

又吉 信和

社会学部 メディア社会学科卒業

2009年 新卒入社

休日の過ごし方・趣味

音楽、旅行

上野グループへの入社理由を教えてください

自分のやりたい仕事を考えた時に、人の為に役立っているという実感が欲しいと思いました。そのため、就職活動に際しては公益性の高い事業(インフラ・海運・鉄道等)を行っている会社を中心に探しました。その中でも一度に運べる貨物量が桁違いに大きい船に魅力を感じて、徐々に海運業へ絞っていきました。
上野グループは創業から150年を超える老舗企業でありながら、新しい技術の導入や新規事業の創出に常に前向きに取り組んでいます。人を大切にするという伝統と、社会の変化に対応しお客様に満足を頂けるよう変革を求める両輪が、上野グループの魅力です。

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担当している仕事について教えてください

入社後は、石油部(現在の内航事業一部)での白油配船サブ担当、出向を経て、現在は白油配船メイン担当を行っています。白油というのはガソリンや灯油、軽油といった無色透明な燃料油のことを指します。配船業務は分かりやすく言うと「どの船に、どこで荷を積んで、どこまで運んで行くか」という指示を出す仕事です。石油元売り会社や商社などのお客様から輸送依頼を頂き、積荷/数量/出荷地/目的地/希望日程などの諸条件を確認したのち、安全でより効率的なスケジュールを目指して、28隻からなる白油タンカー船に輸送を振り分けていきます。
配船担当は良くも悪くも非常に泥臭い業務です。一つの輸送を行うために、とても多くの方と電話でのやり取りを行いますし、情報が多く集まる中で必要な情報を取捨選択しなければいけません。いかに相手の言いたいことを理解し、こちらの要望を気持ちよく聞いてもらえるか、人とのつながり・接し方がとても重要だと感じます。

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今の仕事についてのやりがいやエピソードを教えてください

一般的に貨物輸送は予定通りに届いて当たり前、と感じるかもしれません。しかしながら、海運業においては天候や波浪状況、荷主様の積地揚地都合などの不確定要素が多いため、配船のアレンジは一筋縄ではいきません。また、一つの配船スケジュールを確定するためには、荷主様/船長/油槽所/船舶代理店の方々など多くの人物が登場します。それぞれの登場人物と個別に調整を行いながら、皆さんの要望に沿った形で安全に輸送が遂行できたとき、一日一日やりがいを感じています。

仕事をするうえで学んだこと・大切にしていることを教えてください

バタフライエフェクトという、ほんの些細なことが様々な要因を引き起こしたのちに大きな事象の引き金となる様を表した言葉がありますが、配船業務を担当していると非常に心にしみます。輸送に関わる仕事の宿命ですが、配船業務においてはここまでやれば終わり、という区切りが希薄です。現在の航海は、その次の航海につながり、日々の自分の行動と判断によってその後の船の動きが変わり、そしてその先に現場で作業を行う多くの方に影響していきます。そのことを考えると、身が引き締まる思いです。

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